LITARICOセミナー「不登校の支援と将来への準備」を受講した結果

役立つ情報・話題

関西出身、2児の父親で学校の先生をしています。ちゃかです。

保護者
保護者

子供が不登校で学校があってないのかしら?

保護者
保護者

子供が成長していく中でお金はどんな時にかかるのかしら?

ちゃか先生
ちゃか先生

不登校の最適な環境やお金の話など、考えることはいろいろあるな。

そこで今回はLITARICOのセミナーを聞いて学んだことを記事にしたので!ぜひ参考に!

今回の記事は

・「個」と「環境」の具体的な話

・不登校の我が子が成長していく過程で「お金」がかかる場面

がわかります。

セミナーの概要

不登校の子どもたちへの支援方法や関わり方について、具体的な選択肢を提示していた。学校だけでなく、民間機関を活用するなど、「個」と「環境」の適切なマッチングが重要であることが強調されていました。さらに、支援においては短期的な解決だけでなく、長期的な視点を持ち、経済面の部分でも将来を見据えた準備をすることの必要性について考えさせられる内容でした。

個人的学びになった2つのポイント

今回学びになったことはこの2つ

・「個」と「環境」のミスマッチングをなくすこと

・長期の視点で物事を考えること

具体的に話していくで〜!

個と環境のミスマッチングをなくすこと

内容

「個」「環境」について詳しく話していました。

「個」は「特性」と「スキル」に分けられる。

・「特性」は、性格、くせ、好みなど

・「スキル」は、身につけた能力など

「環境」は家庭、教育環境(学校、民間施設など)

もっと具体的に言うと、

場所の広さや音、人の数

などのこと。

「個」と「環境」のミスマッチによって子供が不適応を起こす。

前回のセミナー同様、氷山モデルから、学校に通えないことを例として、

見えない部分には

・先生の指示がよくわからない

・友人とのコミュニケーション

などがある。

事例の中ではうまくいかない「環境」を変えることで「個」を生かすことができ、通学できるようになることを示していました。

私の考え

「個」と「環境」で表現していることはとてもわかりやすかった。

公立の学校などで行われている教育はどちらかというと「個」を「環境」に適応させる教育方法。クラスがあり、子供が興味のない話しでもきちんと聞かせる。集団で行動し、集団からはみ出すものは注意される。それでは、「個」を生かすことはできない。しかし、学校は大きな集団を相手にしている。一人一人をきちんと見ていくことが基本にはなるけど、全ての子供オリジナルの教育方法で対応するのは不可能。現代はこの教育方法を変えていく必要があるな。

セミナーの中でも学校だけでなく、学びの多様化学校(不登校特例校)やその他のフリースクールなどについても触れていた。そういった学校を選択することも必要な方法やな。

それは「個」を変えず、「環境」を変えることで「個」の個性をさらに生かすことができる。

ちゃか先生
ちゃか先生

我が子(個)に合わせた環境ってどんなものか考えられるとええな!

長期の視点で物事を考えること

内容 

長期の視点をもち逆算で今できることは何かを考える必要があると話していた。

その中で経済面の話もあり、保護者は大学費用を貯めることは頭にあるが、小中でのフリースクールや家庭教師、塾代などの負担も考える必要があること。また、高校でも民間の通信制高校やサポート校に通うことになった場合、さらにお金がかかることを例にあげていた。さらに社会人になってからも自立できていないと経済面では援助が必要。

私の考え

子供の成長を長期的な目線でみることはとても大切。

今回さらに学んだこととして、経済的な面でも長期の視点が大切であることを理解できた。

子供の成長については何度も話しているが、解決策は学校に行かせるのが正解ではない場合もある。保護者が学校に行かせようとする焦りから子供との信頼関係をなくすきっかけになったり、子供が無理に学校に行ったとしても得られるメリットは少なかったりする。

お金の面はもちろん「個」に応じた指導や対応をするからにはお金がかかってくる。

集団で10人相手に何かをする時に1000円のお金がかかるとする。そうした時に1対1で個別にしてもらうとなると、単純計算では10倍の10000円かかる。

我が家も習い事で集団のレッスンがうまくいかない部分もあり、個別も検討しているけど、なんせ高い!

お金の面と子供の成長に関することはバランスをとっていく必要があるし、何にお金を使うかは保護者の価値観の中で決めていかなければらない。

さらに、この部分は私も考えていなかったが、大学を卒業してからもそのまま働きに出ることができるとは限らない。まだ、経済的援助が必要になることもある。ここの部分は盲点やったわ。頑張って我々も働かなあかんかな〜っ感じ。

何を目標とするかは家庭によって異なるため、進路については何が正解とかはない。

ただ、どの保護者も子供が自立してくれることを願っている。これは満場一致やろ!だから、今回のセミナーでは子供が自立できるようにするためには何が今できるのかを考えさせられた。自立を促すための第一段階として、子供が選び自分で決めた目標を達成していくことが大切。

目標の立て方はこちらの記事をどうぞ!

まとめ

不登校支援において「個」と「環境」の適切なマッチングの重要性や、長期的な視点を持つことの大切さを深く学ぶことができました。

子どもの成長や自立を目指すためには、親子でしっかりと話し合い、選択肢を柔軟に検討する姿勢が必要。

最終的に、子ども自身が自分の選択に責任を持ち、自立していくためのサポートを親としてどう提供していけるかを考え続けていきたいな。

参考にしてな〜!

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