学校に行かせる?それとも休ませる?家庭で考える不登校解決への道

不登校を知る

関西出身、2児の父親で学校の先生をしています。ちゃかです。

保護者
保護者

子供を学校に行かせた方が良いのかしら?

保護者
保護者

何が正解なのか分からないわ。

ちゃか先生
ちゃか先生

今回はこの記事を見てほしい!
私の独断と偏見で考えたことを文章にしたで!

これが不登校を考える上での柱や!

この記事では

・子供を学校に行かせた方が良いのか
・休ませた方が良いのか
・違う選択肢を考えた方が良いのか

を迷っている保護者の方へ向けて、私自身の考えから

家庭によって違う、不登校解決への道しるべ

を解説していきます。

結論

さっそくタイトル回収、

「学校に行かせる?それとも休ませる?家庭で考える不登校解決への道」

の結論、

学校に行かせるべきか休ませるべきかは子供の状況、家庭の環境によって様々

なんとも、人まかせな結論やけど、何も柱がないとこれが結論やで。

でも、私の考える柱を持たせることで不登校解決への道を考えることができる。

それが、これやな

方針➕知識➕感情的サポート=不登校解決への道

になると考えとる。

簡単に解説すると

「方針」は家庭で決めた目標や行動計画のこと

「知識」は不登校に関する知識のこと

「感情的サポート」は保護者自身の感情管理と子供との寄り添い方のこと

ちゃか先生
ちゃか先生

これらが合わさることで不登校解決への

道が拓けると考えとる!

保護者・子供の言葉の根底には何があるのか

まず、はじめに不登校の対応には大きく分けて、

・学校に行かせる
・学校を休ませる

この2つの対応がある。タイトルの通りやな。

ちゃか先生
ちゃか先生

今ではいろいろな選択肢が出てきとるけど、

簡単にいうとこうことや。

一般的に保護者は「学校に行ってほしい。」子供は「学校を休みたい。」この両者の意見が噛み合わないことが問題になっとる。

保護者の考え

学校に行かないと

・学習面が心配
・進学や就職の際に心配
・社会に適応できるか心配
・人間関係を築いていけるか心配

などがあると思う。

しかしこれらは、表面的な考え。

さらに深く考えると

・学校に行かせることが当たり前
・自分の家庭は普通でありたいと思う
・過剰な子供への期待
・子供がうまくいけば、自分が良い親だと証明される
・親の価値観の押し付け
・社会のレールから外れることへの恐れ
・不登校は「弱い」「甘え」「怠け」

などが根底にあると考えとる。

子供の考え

一方、子供は

・勉強がわからない
・友達とうまくいかない
・先生が嫌い
・疲れる

から休みたいなどがある。

ただ、これらも表面的な考えやと思う。

さらに深く考えると

・嫌いなことから逃げたい
・どうせ自分は失敗すると思っている
・先生や親の期待を裏切りたくない
・ルールや時間に縛られたくない

などがあると考えとる。

でも、不登校になっていることで

取り残されている感じがする
・学校に行くことができないことでの親への罪悪感
・自分はこの先どうなるのかという将来の不安

などの悩みを抱えている。

これらはあくまで一例やけど、両者の意見の根底には何があるのかを考えていくことがとても大切。

ちゃか先生
ちゃか先生

お互いの意見の根底には何があるのかを理解し、

お互いの意見を尊重していくことが大切やな。

保護者
保護者

そうは言ってもどうしたら良いのか?

自分も相手も大切したコミュニケーション

自分も相手も大切したコミュニケーションをとること。

自分も相手も大切したコミュニケーションとは

保護者の希望も伝えつつ、子供の意見も汲み取ること

やで。

例えば、

保護者
保護者

学校に行きなさい!

保護者
保護者

わかった。

となってしまっては、保護者の意見は通ってOKの状態、子供の意見は通ってないのでOKではない状態やな。

逆に

保護者
保護者

学校、行かない!

保護者
保護者

わかった。

だと子供はOKの状態、保護者はOKではない状態や。

これでは私が考えている「自分も相手も大切したコミュニケーション」ではない。

私が考えているコミュニケーションを目指すなら、

・教科を絞ることで

保護者
保護者

出られる教科は何がありそう?

子供
子供

体育は好きだから体育だけ行ってみようかな。

・時間を指定することで

保護者
保護者

朝起きてからはしんどそうだから、給食のあたりから学校に行くのはどう?

子供
子供

うん。朝は身体がだるいから、給食から学校に行けるようにするよ。

のようなことや。

ここまでうまくいくことは少ないと思うけど、こういったコミュニケーションを使うことで保護者の希望を伝えつつ、子供の意見も汲み取ることができるで。お互いの意見を尊重しながら、できることを行なっていく。保護者も子供もOKの状態をつくっていってほしいと思っとる。

ちゃか先生
ちゃか先生

もちろん学校に行くことが目標でなくてええ。

目標を達成するために、どのように子供と向き合っていくのかを考えてほしい。

ここから一つ目の「方針」について考えていくけど、その前にやってほしいことがある。

本題に入る前の事前準備

それは

保護者の価値観を明確にすること

やな。

方針を決める際に子供と話し合うけど、子供はあまり真剣に考えることができなかったり、気持ちを表現することができなかったりする可能性がある。特に小学校低学年だとなおさらやな。

もう一つ大切なことは価値観は「子供が幸せになってほしい。」などの感情ではないということ。どんな行動をとることが重要かを考えること。「子供が幸せになってほしい。」だとどんな行動をとるべきかわからんよな?「子供が幸せになってもらうためにどんな行動をとるべきか」を考えような。

そうなると前にも書いたように、保護者は「学校で勉強してほしい」や「友人関係を築いてほしい」などの考えが頭をよぎると思う。これは一つの価値観かもしれんけど、さらに深い価値観を考えてほしい。

保護者
保護者

じゃー、どうしたら良いの?

本当の価値観を明確にするためには

そこで一つ考えてほしいことがある。

【質問1】
もし、あなたが望んでいる考え、「子供が学校でしっかり勉強しており、すばらしい友人関係を築いている理想の子供だった場合」あなたはその子とどのような関係を作りたいですか。

【質問2】
もし、あなた自身が完璧で理想とする保護者ならどのように子供に接しますか。

これがあなたの本当の価値観やな。

例えば、

・対等に意見を言い合える関係になること
・子供の意見をきちんと尊重してあげること

などがあると思う。

今の例はさっき紹介した「自分も相手も大切したコミュニケーション」の考え方に似とる。私自身はこれが、子供と接する上での価値観の一つやからな。

もし同じならそれでええし、違うのなら、それもええ。ただ、子供と接する上で「自分も相手も大切したコミュニケーション」を念頭におくことは重要やで。

さあ、本題に入っていこか!

不登校最適解への道

方針

方針とは

まず最初に考えるべきは「家庭の方針」やで。この方針こそが、あなたの家庭、特有の「オリジナルの道しるべ」となる。他の家庭のやり方をそのまま当てはめることはできひん。子供の状態、家庭の環境、価値観、そして目指す未来に基づいた方針を持つことが大切やで。

方針の決め方

方針は2つの要素で成り立っとる。

それが、

目標➕行動計画=方針

やな。

子供が現状をどこまで真剣に考えているか分からんが、まずは子供の意見を聞くことが大切やな。子供はさっきも話したように「取り残されている」、「親への罪悪感」、「将来への不安感」などがある。

方針を立て、目標を達成していくことで、前に進んでいる感覚を味わうことができ、少しづつ不安感から解放されるで。

また、一番は子供自らが目標をつくり、それに沿って行動させるやな。保護者から言われて決めた目標と自分で考えて決めた目標ならどっちがやる気になるかな?答えは後者やな!

もしかすると、保護者が納得しない目標になるかもしれん。でも、その目標から保護者の希望も伝えつつ、保護者が目指すべき目標に少しづつ近づけていけばええ。あくまで、子供の意見を尊重した上でやけどな。

・子供の意見を尊重すること

・子供自ら目標を設定できるようサポートすること

目標設定の手順

目標は、「短期目標」、「長期目標」、「プチ目標」を設定するで!

短期目標:子供自らが考えたもの

長期目標: 保護者が最終的に目指させたいもの

プチ目標:「短期目標」をもとに明日からでもできるもの

ちゃか先生
ちゃか先生

短期目標は週1回、ちょっと頑張ったらできるくらいの目標がええで!

目標の具体例

短期目標:週に1度、体育の授業に出ること
長期目標:毎日学校に登校すること
プチ目標:平日は10時には起きること

などと考える。

「短期目標」が達成することができたら、子供とまた相談し、次の短期目標を設定する。
「プチ目標」も「短期目標」に合わせて変更する。
「長期目標」は状況に合わせて変更する。

目標変更の具体例(短期目標の「週に1度、体育の授業に出ること」を達成したら)

短期目標:週全ての体育の授業に出ること
長期目標:毎日学校に登校すること
プチ目標:平日は8時30分に起きること 

このように段階的に目標を変更しながら進めていこうな。

何度も言うけど、学校に行くことが最終目標ではない。学校に毎日通うことを最終目標にしても良いし、しなくても良い。途中で長期目標を「フリースクールに通うこと」などに変更してもええ。

絶対に守らせたいことは子供が決めた「短期目標」と短期目標を達成するために必要な「プチ目標」は原則として守らせる。もし、守ることができなかったら、きちんと振り返りを行う必要がある。守ることができない場合はもっと、目標のレベルを下げる必要がでてくるかもしれんな。

行動計画設定の手順

目標が決まれば、具体的な行動計画に落とし込んでいくで。「短期目標」を達成するための行動計画を作成しよう!

行動計画を作成する際は2つのポイントがある。

・当日の目標を実行するまでのタイムスケジュールを決めること

・目標を実行する際に準備するものを確認すること

当日の目標を実行するまでのタイムスケジュールを決める

短期目標が週に1度、体育の授業に出ることの場合

タイムスケジュール

10:00 起床、顔洗う
10:15 食事をとる
10:45 身支度をする
11:15 登校する
11:30 授業開始

といったように計画する。

ちゃか先生
ちゃか先生

朝起きてから、自分がどんな行動をとれば良いか分かっていることで行動しやすいで!

目標を実行する際に準備するものを確認すること

短期目標が週に1度、体育の授業に出ることの場合

準備物チェックリスト

☑️ 体育着
☑️ 体育館シューズ
☑️ 水筒
☑️ タオル

といったように準備するものを用意しておく。

前日の夜に必要な持ち物などを準備をしておくことで、明日は授業に出るという意識が芽生え、心の準備にもなる。

ちゃか先生
ちゃか先生

せっかく目標に向かって、進もうとしとる時に、「あれがない、これがない。」となってしまっては、そこで目標を断念する可能性が出てくる。

余計なことを考えなくてすぐに行動できるようにしとこうな!

この目標と行動計画こそが家庭の方針になる。

あとは

この方針を基準に行動すること

子供が決めたルールを守ることができるように保護者はサポートしてあげること

やな。でも、こんなこともあるかもしれん。

保護者
保護者

方針を決める話合いができませんでした。

方針を決めることができない場合

子供が保護者と目標設定などの方針を決める話し合いができない場合は、無理に話し合いに参加させることはやめた方がええ。

それは私の基本的な考えである「自分も相手も大切にしたコミュニケーション」にならへんからな。
子供がどうしたら話し合いに参加をすることができるかを考えた方がええな。

例としては、

・違う日にする
・機嫌が良い時にする
・選択肢を与えて決める
・紙に書いたり、チャットツールを使って対話する
・学校の先生など第三者の力を借りる

いろいろなやり方はあるけど、本質は子供が納得して目標を設定したとういう事実が大切やで!

ちゃか先生
ちゃか先生

どうしても話せない場合は後述する「感情的サポート」の方を中心に考えていかなあかんかもしれんな。

今は不登校に関するノウハウや体験談は山ほどある。このようなノウハウや体験談は全て貴重なもので、知っておいて損はないことや。でも、自分の家庭の方針が明確になっていない場合は、役に立たないものになってしまう。

例えばこんな話

最近は「無理をさせず学校を休ませましょう」ということがよく言われている。これが家庭の方針に沿わずに決めてしまうと「専門家もこう言ってるから、子供が休みたいと言っていれば休ませていいのかな。」と安易な考えになってしまう。そうなると子供はちょっと学校で嫌なことがあっただけで学校を休める。「サボりたい時はそう言ったら休める」と考え、単なる甘えや怠けになってしまう。

逆もしかりで、子供が本当につらそうにしているのに、「学校へ行け」の一点張りだと、子供は保護者への信頼感や自分の意見を全く聞いてくれないことへの苛立ちが募るばかり。だからこそ、家庭の方針が明確である必要がある。

ほかにも

「スマホ、ゲームはやめさせた方が良いのか論争」もあるよな。あれも家庭の方針が決まってないからブレブレになる。

方針がない場合

保護者
保護者

そろそろスマホ・ゲームやめて寝たら。

子供
子供

なんで?嫌だ!

保護者
保護者

良いから、早く寝なさい!

となってしまう。

ちゃか先生
ちゃか先生

スマホやゲームは不登校の子供にとって、生きがいでもあり、

他の人とつながるツールでもあるからな。

家庭の方針が決まっている場合

例えば、短期目標が週に1度、体育の授業に出ることの時

保護者
保護者

明日は目標で決めた体育がある日でしょ。そろそろ寝たら。

子供
子供

そうか。寝るか〜。

となりやすい。

ちゃか先生
ちゃか先生

保護者は方針があることで、自分の言いたいことを言えたり

子供も方針があることでそれに沿った行動をしやすくなる

それでも、子供が言うことを聞かず、目標を守れない場合、目標を変更するか。ゲームやスマホの場合だと依存症などの可能性も考えられるため、病院を受診するなどの選択も考えることができる。

何も方針がない状態とある状態では言葉の説得力が全く違う。

ちゃか先生
ちゃか先生

方針がある場合は、次にどうすれば良いのか考えやすいのも大きなメリットやな。

今まで、特に方針を決めてこなかった家庭は、「方針」を決めるのは難しい作業になると思う。でも、今の現状を変えたいのであれば、少しずつでも考えていく必要があると思う。もしかしたら、方針を決めなくても、保護者の望み通りになるかもしれん。でも、方針があった方が、物事を決める時には迷わなくてすむ。昨日より少し前に進めば良い。一歩一歩で良い。やるかやらないかは任せるで!

必要があればこれ使ってな!
    ↓
家庭の方針作成シート

知識

知識とは

2つ目の柱は不登校に関する知識やな。

不登校の原因、対応方法、種類、時期、支援施設、進路など

の知識は、

保護者としての選択肢を広げ、より適切にサポートをするための力となる

知識をつけることで先を見通すことができたり、客観的に物事を見たりすることができる。心の余裕も生まれるな。

例え話

真っ暗な洞窟にいるとする。周りは何も見えない。しかし、「知識」という「ライト」があると明るくなり周りが見えるようになる。

そのほかにも知識(ライト)があることで、他者(カウンセラーや医師など)と出会うことができたり、サポートを受けることができたり、いろいろな施設(教育センターやフリースクールなど)が見えてくるかもしれない。みなさんと同じように洞窟の中を彷徨っている人たち(不登校で同じ悩みをもつ人たち)と出会い協力することができるかもしれん。

また、さきほどの家族で方針を決めておくと、全員が一緒の方向に進むことができる。もし、方針が決まっていないと、洞窟を進む人もいれば、引き返す人もいる。その場に居座る人もいるかもしれない。

このように家庭の方針を明確にし、知識をつけていくことで前に進むことができ、暗闇の洞窟から抜けだせる。

ちゃか先生
ちゃか先生

不登校の保護者は勉強しとる人も多いで、知っとることもあると思うけど、やっぱり知識をつけていくことは大切や。

知識を家庭でどう生かすか

ただ、知識を得るだけでは不十分や。得た知識を実践に結びつけることが重要。

例えば、不登校の原因を深く理解しておけば、子供が何にストレスを感じているのかが特定しやすくなり、その原因に対してどの専門家に相談すれば良いのか、またどのような家庭内での対応が適切かを見極めることができる。

知識は参考にはなるけど、全てに万能な答えではない。家庭の環境や子供の状況に応じて柔軟に対応することも必要。

例えば、一般的な対応策が自分の子供にうまく機能しない場合もある。その際には状況に合わせて違う方法を試していくこと。

ちゃか先生
ちゃか先生

1つの固定的な答えを出すのではなく、家族全員で試行錯誤する姿勢が大切やな。

子供自身から学ぶこと

最後に、知識は外部から得るものだけでなく、子供自身の経験や感情から学ぶことも大切やで。子供が何を感じ、何を考えているのかをよく見て、それに耳を傾けることが、子供にとって最も重要や。子供の行動や言葉から、不登校の原因や今何に困っているのかを見極め、それに応じた対応を考える必要がある。

ちゃか先生
ちゃか先生

これからも知識に関する記事をあげていくからまた、見てな!

感情的サポート

感情的サポートとは

3つ目は感情的サポートやな。

いくら「方針」をしっかりと決めて、十分な「知識」を身につけたとしても、「さあやってみろ、これが正解だから」と子供に全てを任せるだけでは、問題は解決しない。

最後の柱は、「感情的サポート」や。

感情的サポートは、

自分自身や子供からのネガティブな感情を適切に受け止め、子供に安心感や家庭での居場所感を持たせること

感情的サポートには2つの側面ある。

・保護者自身の感情管理

・子供との寄り添い方

保護者自身の感情管理

1つ目は保護者自身の感情管理やな。

子供を大切する前にまずは自分自身を大切すること。そうすることで、必ず子供に見返りがあるからな。

保護者の感情的サポート

保護者が自身の感情を健全に処理するためには、自身の感情を理解し受容することが大切やな。そうすることで子供に対する冷静で適切な対応が可能になる。

ちゃか先生
ちゃか先生

機嫌が悪い人とは口も聞きたくないわな。子供もそれは同じやで。

頼れる相手を見つける

一人で問題を抱え込まず、パートナー、友人、学校の先生、教育センター、カウンセラーや医師などに頼ることが重要やで。これによって、保護者は自分の感情を整理し、心の負担を軽減することができる。

ちゃか先生
ちゃか先生

子供が頼りする人は保護者になる。保護者が頼りにするのは誰にしたらええんかな。これを見つけていくことも大切や。

セルフケア

保護者自身の時間をとることが大切やで。リラックスできる時間を持つ、趣味に没頭する、ストレスを解消するなど、保護者自身の心と体の健康を維持すること。こういったセルフケアが子供と接する時の余裕につながる。

ちゃか先生
ちゃか先生

保護者が笑顔だと子供も笑顔になるで。

子供との寄り添い方

2つ目は子供との寄り添い方やな。

共感・受容・傾聴を意識する

子供が抱えるネガティブな感情に寄り添い、共感し、その感情を受け入れることが重要。

例えば

子供
子供

学校に行きたくない。

子供
子供

そうなんだね。行きたくない気持ちがあるんだね。

と共感しながら、その気持ちを尊重し受け止めることが基本やな。

安心感・居場所感のある家庭にする

子供にとって、家庭は「安全な居場所」であるべき。「何があっても親がそばにいてくれる」という安心感を与えることで、子供は安心して自分の感情を表現できる。

ちゃか先生
ちゃか先生

家庭を子供の居場所にしてあげてな。

子供との信頼につなげていく

このような感情的サポートを行う中で信頼関係をさらに深めていくことができれば、子供は保護者の意見に耳を傾けるようになります。そうすると、保護者の意見が伝わりやすくなり好循環が生まれるで。

子供は不安定になることが多々ある。そんな時でも保護者が温かく受け入れることができる「感情的サポート」が必要やで。子供の心ない言葉に対して、保護者もその言葉に反応してしまっては、問題は悪くなるばかり。ネガティブな言葉に対しても受け入れて、共感することで子供は冷静さを取り戻すことができる。何かあった時には絶対に親が助けてくれる安心感を持たせてあげることで子供は外の世界に出ることができるで。

まとめ

家庭によって子供の状態や家庭の環境は全く違う。そのため、世の中に出回っているノウハウや体験談などの情報は家庭によって今すぐ役に立つものもあれば、役に立たないものもある。

しかし、

「方針」が決まっていれば、そのノウハウや体験談などの情報を家庭に合わせて効果的に使うことができる。家庭での方針が決まっていれば、道に迷うことはない。

「知識」があると問題を解決する術を見つけることができる。もしその知識を使って役に立たなければ、違う知識を使えば良い。

「感情的サポート」があれば、子供との関係をより良いものにし、目標に向かって家族一丸となって進むことができる。

今まで説明してきたこの3つが合わさることが「不登校解決への道」だと考えとる。

これが結論やな

方針➕知識➕感情的サポート=不登校解決への道

ちゃか先生
ちゃか先生

子供の未来を切り拓くのは、ただ待つことではなく、その瞬間瞬間に行動し続ける勇気!

行動することで道は拓ける!

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